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テクノロジーの進歩と利用者動向のギャップ|令和元年版情報通信白書感想②

令和元年版情報通信白書感想①の続きです。①はこちら。

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情報通信白書を斜め読みしています。

総務省|令和元年版 情報通信白書|PDF版

ICT利用動向データから見る現在地

①では平成の振り返りとして過去の流れを見ました。 平成を振り返ったところで、では現状はどうなのか、色々と去年のデータが載っています。

意外だった数字が何点かありました。 個人のモバイル端末保有率が84%、スマートフォン保有率が64%という数字、ガラケーのままの人が、未だに、それなりにいるということ。 逆に、タブレットは4割の世帯で保有しているということ、結構家庭内に普及している。 インターネットでの決済において、コンビニ払いや代金引換など、クレジットカード以外の支払いを使っている人がそれなりにいるということ。

正直、ほとんどの人がスマーフォン持っていて、オンライン決済なんて当たり前のように使っていると思っていましたが、そういうわけではないのですね。 インターネットの利用率、高齢者が低く、大都市圏で高い、スマートフォンでの利用も大都市圏が高いという状況にあるようです。 大都市に若者が多く、高齢者が多い地方はインターネット利用率もスマートフォン利用率も下がっているのかもしれません。 世代間の違いは存在していて、ICTをあんまり積極的には使ってない層が一定数はいるってことなんでしょうね。

また、7割以上の人がインターネット利用になんらか不安を感じているようです。 ICTを積極的に使っていない層というのは、その辺りが影響しているのでしょうか。 これだけ世の中にインターネットが普及しているのにもかかわらず、7割以上がなんらか不安を感じているというのも、良い状況とは言えない気がします。 わからないから不安になるという側面もあると思います。

はてなブログ眺めていると、いろんな世代の方が情報発信していて、みんなWEBを使って楽しんでいるなぁとか思うので、錯覚しているのかもしれないですね。 プログラミング教育やら、高校の必修科目に情報科目やらという話は、こういう背景があるからと考えると、なんか納得できてしまいます。 むしろ対応が遅れているのかもしれません。 リカレント教育も求められるところでしょうか。ITリテラシーの底上げが必要な状況にあるような気がします。

と来て、利用メディアの世代間の差を見ると、これはすごいですね。 世代間の差が顕著です。若者はインターネット利用がテレビを上回り、中高年は逆になってくる。 テレビは中高年向けになっていき、更に若者のテレビ離れが進んでいきそうな流れに見えます。 コミュニケーション手段も、ソーシャルメディアの利用の世代差が同様に顕著です。

それなりにインターネット利用に関しての世代間格差がありそうな状況です。

デジタル経済を支えるICTの動向

どれだけの人がついて行けているのか、ついていくことを望んでいるかは別として、テクノロジーは進歩します。 インターネットを流れる情報量は増加していく一方です。通信品質が上がってきて、最近は動画が当たり前のようにインターネットで楽しめます。

ダウンロード待ちを意識するもあんまりなくなってきているように思いますし、そういうインフラがあって、 サブスクリプションでの動画・音楽サービスの伸びといったことが出てきているのかなと思います。 通信可能な情報量の増加が、世の中に影響を与えますね。今後、5Gの登場でどんな影響があるでしょうか。

ウェアラブル端末、ドローン、スマートスピーカー、AR/VRの市場規模も伸びているということ。 情報処理端末も多様化していく一方。クラウドの力も手に入れて、世の中の情報処理能力はまだまだ高まっていくんでしょう。

そんな状況下なので、デジタルプラットフォーマーの話やAIの話なんかが、必然的に出てくるのかなと感じます。

まだまだ進化するICT、取り残されていませんか?

読む前の感覚では、もっと多くの人が、現状のICTにどっぷり浸かっているのかなと思っていました。 それが、意外とそうでもない層がいるんだなぁということを感じました。 また、テクノロジーの面では、新しいものの市場規模が伸びているということで、そうはいっても時代は進んでいきますね。 グーグルなどの主要なデジタルプラットフォーマーは国外の企業ですし。

漠然とした不安のために有益な道具が使えないままでいる人と、どんどん新しい道具をうまく使って生活していく人とでは、どんな差がでるでしょう。 なんかまずいなと感じた人は、行動を変えてみる必要があるかもしれません。 どちらを選択するかはひとそれぞれだと思いますが、漫然と過ごして後悔するのはつまらないですね。 どう対応していくのかが大事になりそうです。

②をここで終了、③に続けます。

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