Alexa(アレクサ)には”定型アクション”という、トリガに応じて複数の動作を実行させる機能があります。
スマートスピーカーでアレクサを活用すれば、シーンに合わせて室内環境を変えられて便利です。アイデア次第で色々と活用できる機能です。
定型アクションのある生活(物語風の活用法)
朝、6:30になると部屋の照明が点き、お気に入りの音楽が流れ出す。眩しさと音楽の中で、だんだんと頭が活性化してくるのを感じる。
身支度と簡単な朝ごはんを済ませ、仕事に出掛ける。
出掛ける前にはアレクサへの挨拶を欠かさない。
「アレクサ、いってきます!」
アレクサは「いってらっしゃい、帰ってくるのを待ってます」と答え、部屋の照明と音楽を消してくれるんだ。
なんだか、色々と小さな問題が起こった一日だった。
少し疲れた表情で仕事から帰ってくる。「アレクサ、ただいま」。照明が点き、エアコンが動き出す。
寝る前、少しの時間、落ち着いた雰囲気の中でスマホで漫画でも読もう。
「アレクサ、暗めにして」。メインの照明が消えて、間接照明が点く。そしてだんだんと眠くなってくるんだ。
しょうがない、今日はこのまま眠りたい。「アレクサ、おやすみ」。間接照明が消えて暗闇になるなか、アレクサの声が聞こえる。
「おやすみなさい、いい夢を見てくださいね」。
セリフや時刻で動作する定型アクションとは
アマゾンエコーなどのアレクサ対応のスマートスピーカーでは、アレクサの”定型アクション”という機能が使えます。
定型アクションを利用することで、スマートスピーカーが日常に溶け込む風景を書いてみました。
朝の”定時起動”、生活の中で自然に発する”フレーズでの起動”によりスマートスピーカーが動く風景です。
定型アクションは、複数の動作をひとまとまりとして設定し、定時起動や音声による起動で実行させることができる機能です。
アレクサのスマホアプリから設定が可能で、アレクサアプリを開き、メニューバーから定型アクションを選択、右上のプラスボタンから設定を追加することができます。
設定は、定型アクションの名称、定時起動や開始フレーズなどの実行条件、アレクサが実行するアクションを入力します。
アクションには、音楽や、スマートホームという名の各種デバイス制御、スキルの起動などがあります。
※定型アクションに組み込む家電操作はこちらも参考に。
スマートスピーカーでできることの本領発揮
アクションの中に”アレクサのおしゃべり”というのがあるのが流石スマートスピーカーで、「おやすみなさい」などのセリフを定型アクションの中に組み込むことができます。
これにより、スマートスピーカーとのやりとりの中で、より自然にデバイス操作が行えます。
定型アクションを使い、生活の流れの中にスマートスピーカーの機能を組み込むところまでできると、スマートスピーカーの本領発揮、その良さが更に実感できると思います。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。定形アクションがあることで、アレクサはスマートホーム機能の本領をみせてくれます。是非試してみてください。
関連記事で定形アクションのレシピについても書いていますのでそちらも是非。
おまけ
AmazonEchoには、
・コンパクトなEcho dot
・Dolby対応360スピーカーを持つEcho
・画面付きのEcho show
があります。
音楽を聴くのであればEchoがオススメです。
まずはコストをかけずに試してみたいという場合はEcho dotをオススメします。
複数あってもいろいろな場所で使えるので、まずはEcho dotで試してみてもいいと思います。