こどもの「なんで夏は暑いの?」に答えようとしたら勉強になるしエアコンの使い方もわかったような気がした話

こどもの「なんで夏は暑いの?」に答えようとしたら勉強になるしエアコンの使い方もわかったような気がした話

この記事で書いていること

以降でだらだら書いてますが内容は下記となっております。

  • こどもに「なんで夏は暑いの?」と、なんでなんで攻撃をされましたが、実際夏が暑い理由はなんなのでしょう。
  • 暑さは体感であり、体感には、気温と湿度と風が影響するようです。気温と湿度が高く、風がないと暑く感じます。
  • 夏は地球の自転軸の傾きにより日射量が増える、また、高気圧により南から高温多湿の空気が入ってくる、その上風も弱い季節のようです。
  • ということで、夏ってやつは、気温高くて、湿度高くて、風があんまない季節だから体感温度が高く=暑い季節ということなんだなぁと。
  • エアコン使うときは冷房と除湿をうまく使う&扇風機やサーキュレーターを併せて使って、体感温度をコントロールするのが良さそうだと思いました。

 

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事の発端

外はうだるような暑さ、一瞬で汗がじんわり、夏です。休日は夏遊びしたくて楽しくなりますが、平日の出勤がこたえます。
そんな日々の最近のこと、うちの保育園児が、なんで夏って暑いの?なんで?なんで?と、なんでなんで攻撃をしてきまして、暑いからその攻撃もしんどいわけですが、
地球の自転が云々でね、なんて答えるのもどうかと思ったあげく、太陽さんが元気いっぱいなんじゃない、と適当に返事して済ませたわけです。

とはいえ、急にふと、なんで夏ってこんな暑いんだったっけと、まじめに答えるべく調べてみるかと思い直したのがついさっきの話。実際調べてみると、

自転軸がかたむいているせいで,地球が太陽のまわりを回って動くにつれて,昼の時間が長くなったり短くなったりします。また,太陽の光が地面にあたる角度も変わります(夏の太陽は高いところにありますね)。地面は真上から照らされるほど,また,長いあいだ照らされるほど暖まります。
宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」

といった感じで、こどもにまじめに答えようかと思ったときに、最初に頭に浮かんだ内容がでてきたわけです。きっと学校で習った記憶から来ているものなんでしょう。
でもこの話は、宇宙レベルの話なんて、実感としてはポカーンな感じだよなぁと、フムフムとはなるけど、実際なんでこんなにうだるような暑さを感じているんだろう、という思いが消えていない自分を発見してしまいましたという経緯。

暑いと感じる基準

日本気象協会で見れるのですが、体感温度指数というものがあります。

体感温度指数 – 日本気象協会 tenki.jp

気温ではなく、体感の温度指標である体感温度指数です。これ、気温と湿度と風が考慮されている指標ということです。
ムシムシしていたら暑い暑い、風でも吹いてくれればと思うけど、無風だとそりゃぁ暑いということで、
暑さを測る基準として、湿度と風が考慮されて体感温度というのは、感覚的にしっくりきました。
夏ってやつは、気温高くて、湿度高くて、風があんまない季節なんだろうなきっと。

あとはその日の天気、カンカン照りの中外出ると直射日光や輻射で暑い、ということで熱中症予防は暑さ指数を基準にしていますね。

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。
環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数とは?

日本の夏の気候

日本の夏の気候はやっぱり、湿度が高く、風も弱いみたいです。体感温度は熱帯地方を上回るほどなんですね。暑いんですねぇ。

日本列島に張り出してくる小笠原高気圧から暖かく湿った空気が日本列島に入り、気圧の差が小さく、等圧線風の間隔が広いために風も弱いので非常に蒸し暑くなる[87][84]。風が弱い上に湿度が高いため、体感温度は熱帯地方を上回るほどである
日本の気候 – Wikipedia

この話もきっと、学校で習ったことあるんだろうなぁと思いますので、恥ずかしい話ですが、全く忘れていました。学校の勉強が生活に活きていないですね。
というわけでざっくりとした理解としては、自転の話で日射量が多いんで気温は上がる、これも自転が絡んでの大気の動きなんだとは思いますが、
高気圧の影響で、高温多湿が来て、風も弱い、体感温度が大変なことになるという感じなんでしょう。
正確なところは、学問的におもしろそうではありますが、専門的なサイトなどをご確認いただければと思います。

快適な部屋づくり

で、人によって違いはあるみたいですが、快適な温度は25度〜28度、快適な湿度は40%〜60%というところみたいです。そして空気がいい感じに対流していれば素敵なんでしょう。

これまであんまりエアコンの機能を意識して使ってなかったです。冷房いれて、最初はいいけど、だんだん寒くなったりしてさ。
温度と湿度と空気の流れをコントロールする意識が必要なんだろうな。うちのエアコンには、除湿冷房なんて機能があるのも知らずに使っていたことが判明しました。

冷房で冷やしたら、除湿で湿度が上がらないように設定しておいて、扇風機かサーキュレータで適度に風を起こして、というのが熱帯夜の快適なお部屋環境コントロールなんだろうなという気がしてまいりました。エアコン買うときにこういうことを知ってりゃねぇ、という感じ。

子供のおかげでこちらがいろいろと勉強させてもらいましたという話でした。

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